夏になると台風の時期ですが今年は台風の数が多いなーと思ったりしますよね。
台風の歴代最多の上陸数や接近数はどのぐらいなのか気になるところです。
歴代の記録を見るとこんなに台風は上陸したり接近したりしたんだーって驚かされます。
日本に上陸した台風で歴代最強な台風の最大の大きさや風速や中心気圧なんかも気になりす。
今後最強台風が日本に上陸したら被害とかすごそうですもんね。
そこで日本に接近したり上陸したりした歴代の台風について紹介します。
台風の歴代最多の上陸数は?
まずは台風の歴代最多の上陸数です。
台風は毎年何回かは日本に上陸していますよね。
上陸すると被害も大きくなります。
そもそも台風の上陸ってどういう意味なのか最初に説明します。
台風の上陸は台風の中心が北海道・本州・四国・九州の沿岸に達したことを指します。
沖縄などの島の場合は上陸ではなく通過という表現をしています。
沖縄に上陸というのは細かく言うと正しくはないのですが普段使う分にはそこまで気にする必要もないのかなと思います。
上陸の意味がわかったところで台風の歴代最多の上陸数です。
台風の歴代最多の上陸数は2004年の10個になります。
さすが歴代最多の上陸数だけあって10個ってめちゃくちゃ多いですよね。
2004年は6月に2個、7月に1個、8月に3個、9月に2個、10月に2個で合計10個です。
台風は7月と8月と9月に多いのですがこの年は6月と10月にも上陸しました。
5ヶ月間に渡って台風が上陸していたというのですから当時は休む暇もないほど大変だったということですね。
すべてが同じ場所に台風が上陸したわけではないですが毎日のようにニュースでは台風情報が流れていたことでしょう。
私の場合は当時のことを思い出してもあまり記憶にありません。
2004年は台風の当たり年だったということですね。
ちなみに2004年に台風が発生した数は29個です。
そのうちの10個が日本に上陸したということになります。
上陸率でいうと3分の1以上だったということです。
さすが台風の歴代最多の上陸数だけのことはありますね。
台風の歴代最多のの上陸数である10個というのは2位以下を大きく離しています。
2位は6個で3位は5個の上陸数でした。
2004年の台風の上陸数がどれだけ多かったのかがわかりますね。
台風の日本への上陸数ですが0個だったこともあります。
過去に上陸数が0個だったのは4回です。
1回だったのは7回ありました。
また、台風が上陸した数の多い都道府県は鹿児島県で41回です。
2位が高知県で26回、3位が和歌山県で24回となっています。
やはり鹿児島県は台風の上陸が多い場所ですね。
台風の歴代最多の接近数は?
日本に台風が上陸しなくても接近してくることがあります。
もちろん台風の上陸よりも台風の接近の方が数が多くなります。
日本列島の海沿いを進んでいく台風は多いですもんね。
台風の接近の意味についても簡単に説明します。
台風の接近とは台風の中心が地点や海岸線や県境などの地理的な境界線から半径300キロメートル以内に入ることです。
日本の300キロメートルの範囲内に台風が近づいてきたら台風の接近という言葉を使っているということですね。
つまり台風は接近してきてから上陸するということになります。
では、台風の歴代最多の接近数は何個なのかです。
台風の歴代最多の接近数は2004年と1966年と1960年の19個です。
19個も台風が日本にやってきたってものすごい数ですよね。
2004年は台風の上陸数が歴代最多でしたが接近数についても歴代最多となっています。
1966年と1960年についても同じ数だけ台風は日本に接近してきていました。
ちなみに1966年の台風の上陸数は5個で1960年は4個です。
こう見ると2004年の台風の上陸率がかなり高かったのがわかりますね。
台風は上陸しなくても接近してくるだけで大きな被害となります。
当時の被害もかなりのものだったのではないでしょうか。
台風がこれだけの回数接近してくると地盤が緩んだりもしていますからね。
被害の拡大にも関係してきてしまいます。
台風の接近数が最も少なかったのは4個です。
2位が5個で3位が6個となっています。
1回も台風が接近しなかった年は現在のところはないということになります。
必ず毎年日本に台風が接近してきているということですね。
台風で歴代最強な日本最大の大きさや風速や中心気圧!
台風の歴代最多の上陸数と接近数を紹介しました。
歴代台風で日本最強で最大の大きさや風速や中心気圧なんかも知りたいですよね。
過去にとんでもない台風が日本にやってきていました。
台風には強さや大きさの階級分けがあります。
機関によって台風の強さや階級についての表現は若干異なっています。
日本の気象というと気象庁なので気象庁の台風の階級分けを最初に紹介します。
以下は台風の強さの階級分けです。
階級 | 最大風速 |
強い | 33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満 |
非常に強い | 44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満 |
猛烈な | 54m/s(105ノット)以上 |
台風の強さは「強い」と「非常に強い」と「猛烈な」の3種類です。
「強い」と「非常に強い」はたまにニュースなどで見ると思います。
「猛烈な」という表現を使う場合には最大級に強い台風ということなので特段注意が必要です。
「強い」より下の場合は特に表現はつけられません。
以下は台風の大きさの階級分けです。
階級 | 風速15m/s以上の半径 |
大型(大きい) | 500km以上~800km未満 |
超大型(非常に大きい) | 800km以上 |
台風の大きさについての階級分けは2種類になっています。
「大型」と「超大型」の2種類です。
「大型」は結構耳にしますが「超大型」はあまり聞いたことがあります。
「超大型」になると日本の本州がすっぽり入ってしまうぐらいの大きさの台風になります。
「大型」より下の場合は特に表現はつけられません。
台風の階級分けを踏まえて日本における歴代最強の台風を紹介します。
歴代最強の台風で日本最大の大きさや風速や中心気圧はどのぐらいだったのでしょうか。
台風の歴代最強な日本最大の大きさ
日本最大の大きさの台風についてです。
台風の歴代最強な日本最大の大きさは1997年の「平成9年台風第13号」で強風域の直径は2350キロメートルです。
2350キロメートルってどんだけ大きいんですかっていう感じですよね。
日本列島はすっぽりと入ってしまって余ってしまうほどです。
強風域が2000キロ以上となった台風は過去に8回もあります。
おそらくこれぐらいの大きさの台風だと宇宙から見たときに日本は全然見えない状態でしょう。
日本の中心に台風がきたときに沖縄は見えるかなぐらいの大きさだと思います。
さすが日本歴代最大の大きさの台風ですね。
日本のどこにいても台風の影響があるという感じだったでしょうね。
今後もこれぐらいの大きさの台風がくるかもしれないと思うとちょっと怖いですね。
台風の歴代最強な日本最速の最大風速
台風の歴代最強な日本最速の最大風速はどれぐらいだったのでしょうか。
台風の歴代最強な日本最速の最大風速は1965年の「昭和40年台風第23号」で69.8m/sです。
最大瞬間風速ではなく最大風速ですからね。
最大風速は10分間の平均風速になります。
ということは69.8m/sの風が平均して吹いていたということです。
めちゃくちゃ風強いですよね。
これぐらいの最大風速だと普通に立っていられないのはもちろんですが建物が倒壊する危険があります。
鉄筋のものでも変形してしまう可能性があるほどの風の強さです。
たまに台風でトラックの横転などの映像を見ますがそんなものではないということですね。
台風の歴代最強な日本最速の最大瞬間風速
台風の歴代最強な日本最速の最大瞬間風速はどれぐらいでしょうか。
台風の歴代最強な日本最速の最大瞬間風速は1966年の「第2宮古島台風」で85.3m/sです。
これまたすごい最大瞬間風速ですね。
最大瞬間風速は瞬間的にこのぐらいの風速が出たということです。
風の強さは一定ではないですからね。
一番風速が強かったときを最大瞬間風速といいます。
最大瞬間風速が85.3m/sというのも住宅などの倒壊があり鉄骨のものが変形する可能性があるレベルです。
さすがこんなに強い風速を経験したことがある人は少ないでしょう。
最大瞬間風速が80m/s以上だった台風は過去に3回ありました。
記憶に新しいものだと2015年の平成27年台風21号では最大瞬間風速81.1m/sを記録しています。
台風の歴代最強な日本上陸時の中心気圧
台風の歴代最強な日本上陸時の中心気圧についてです。
台風の歴代最強な日本上陸時の中心気圧は1961年の「第2室戸台風」で925hPaです。
標準の大気圧は1013hPaなのでどれだけ低かったのかわかりますね。
2位の伊勢湾台風は929hPaで3位の平成5年台風第13号は930hPaとなっています。
第2室戸台風はかなり有名ですが上陸時の中心気圧が歴代で1番低かったということになります。
第2室戸台風はかなり大きな被害が出たことでも知られています。
被害者数は負傷者なども含めて5000名以上です。
住宅の全壊と半壊は合計で6万棟以上、床上床下浸水は合計で38万4000棟以上となりました。
台風の歴代最強な日本の陸上での中心気圧
台風の歴代最強な日本の陸上での中心気圧です。
台風の歴代最強な日本の陸上での中心気圧は1977年の沖永良部台風で907.3hPaです。
上陸した後の陸上でこの中心気圧なので驚きです。
台風の気圧は上陸時の方が低いのかと思っていたのですが陸上の方が低くなるんですね。
907hPaって相当低いです。
2位は宮古島台風の908.1hPaで3位は室戸台風の911.6hPaとなっています。
気圧が下がると体調を崩す人も多いですよね。
実は私も頭が痛くなったりすることがあります。
当時は体調不良を訴える人も多かったんじゃないかなと思います。
台風の歴代最強な日本の海上での中心気圧
台風の歴代最強な日本の海上での中心気圧になります。
台風の歴代最強な日本の海上での中心気圧は1979年の「昭和54年台風第20号」で870hPaです。
やはり台風は海上だと中心気圧がかなり低いですね。
2位は昭和48年台風第15号と昭和50年台風第20号で875hPaとなっています。
台風が海上にいるとどんどん勢力が強くなったりします。
かなり危険な状態となることもあるので漁師さんなどには十分注意してほしいものです。
まとめ
台風の歴代最多の上陸数についてでした。
日本に上陸した台風の歴代上陸数を見てみるとすごい回数ですよね。
1年間にこんな台風が上陸したら普通の日常生活をするのも大変だったことでしょう。
台風の歴代最多の接近数についても紹介しました。
台風の接近数の方が上陸数よりも当然多くなります。
それにしても2004年は本当に台風が多かった年だったようです。
台風の歴代最強な日本での最大の大きさや風速や中心気圧についても紹介しました。
日本には過去にかなり強い台風が何度もきています。
日本は台風が多い国として有名ですが被害も大きいです。
できれば今後は被害が出るような台風にはきてほしくないですね。
台風は毎年必ず日本にやってきます。
台風が上陸しない年もありましたがほとんどの年で上陸しています。
上陸しなかったとしても接近してくるのは間違いありません。
台風は本当に怖いですからね。
台風のニュースが出たら台風の接近や上陸に備えるようにしたいものです。
不要な外出なども避け通り過ぎるのを待つのがいいのかなと思います。
もちろん必要であれば避難しましょう。