七夕が終わったら笹を燃やすというのを聞いたことがある人もいるでしょう。
でもなんで笹を燃やすのって疑問に思いますよね。
笹を燃やすことにどんな意味があるのでしょうか。
七夕の笹を燃やす意味について紹介します。
また、七夕の笹を川に流すこともあるようです。
燃やしたり川に流したりできない場合は笹飾りをゴミに捨ててもいいのでしょうか。
七夕の笹を燃やす意味は?
七夕が終わったら飾り付けた笹を燃やすっていうのを聞いたことがありますよね。
笹を燃やすのはどんな意味があるのでしょうか。
なんだか七夕飾りがもったいないなと思ってしまう部分もありますよね。
七夕の笹を燃やす意味は短冊に書いた願い事が煙になって天まで昇っていき神様が願いを叶えてくれるからです。
七夕は元々中国の行事で道教が七夕の発祥とされています。
願いを書いたものは燃やすことによって浄化され煙となって神様に届くと言われているんです。
現在の中国の七夕では日本のように笹に願い事を書いた短冊を飾るなどはしません。
中国の七夕はどちらかというとバレンタインのような感じみたいです。
中国でも七夕の願いを書いた短冊を笹と一緒に燃やすのかというとそんなことはしていないということですね。
七夕の笹を燃やすっていうのもロマンチックな部分がありますよね。
煙にして天まで願い事を届けるってなんかいいなーと思います。
子供と一緒にやったら思い出に残るんじゃないかなと思います。
私が子供の頃を思い出してみると幼稚園に通っていたときに七夕の笹を校庭で燃やしていました。
先生と一緒に園児が笹飾りを燃やすところを見学するという感じですね。
現在も幼稚園や保育園などで七夕の笹を燃やすイベントが開催されていたりします。
子供たちにとってもいい思い出になるんじゃないかなと思います。
自治体でも七夕イベントがあると笹や短冊を燃やしてくれることもあります。
私の近所の自治体ではそういったことはしていないんですけどね。
七夕を盛り上げようという地域の場合は自治体でイベントをやっていることもあるようです。
特に地方なんかの自治体だと七夕のイベントを開催していることも多いみたいですよ。
七夕の笹を燃やすのは神社でもやってくれることがあります。
お焚き上げですね。
笹を燃やしてほしいという場合は近くの神社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ただ、神社でのお焚き上げをしてもらう場合は短冊だけで笹は燃やしてくれないこともあります。
願い事を書いた短冊だけ燃やしてくれる神社もあるんですよね。
短冊と一緒に笹も一緒に燃やしてくれるのかは神社によって違うので確認するのがいいでしょう。
また、神社で短冊をお焚き上げしてもらう場合には有料のこともあります。
一般家庭でお願いするのなら問題ないと思いますが短冊の枚数制限があることもあるので注意が必要です。
この辺も事前に確認しておくのがよさそうですね。
家の庭などで自分で七夕の笹を燃やすというときは注意が必要です。
地域によってはゴミなどを自分で燃やすこと自体禁止していることも多いです。
また、笹や短冊を燃やすと煙や匂いが近所の家の方まで行ってしまうので迷惑になることもあります。
ご近所トラブルとなることもあるので十分注意してくださいね。
七夕の笹を川に流すことも!
七夕の笹を川に流すというのも聞いたことがある人もいるでしょう。
私の場合は笹を川に流すのはやったことはないですが聞いたことはあります。
笹飾りを川に流すというのもなんだか不思議ですよね。
日本では昔から七夕の笹や短冊などは川に流していたようです。
むしろ七夕の笹を川に流すことがしきたりだったとか。
現在は笹飾りを燃やすことの方が多いですがかつては川に流していたんです。
なぜ七夕の笹を川に流していたのでしょうか。
笹や短冊を川に流すことになってお清めとなり、海に出てずっと行くと水平線から天の川にたどり着くと言われていました。
そして神様が持ち去ってくれて願いを叶えてくれるためです。
七夕の笹を川に流すことは「七夕送り」や「七夕流し」などと呼ばれています。
川だけでなく海に流すという場合もあるようです。
この辺は地域によって違ってくる部分でもあります。
七夕の笹を川に流すというのもロマンチックですね。
七夕自体がロマンチックではありますが笹飾りを燃やすにしても川に流すにしてもロマンチックです。
それなら自分も七夕の笹を川に流そうというのは辞めてください。
現在は環境問題などから七夕の笹を川に流すことは禁止されていることが多いです。
トラブルを避けるためにも勝手に川に流すというような行為はしないようにしましょう。
まだそこまで厳しくなかった時代に七夕の飾りを川に流した人の話がありました。
七夕飾りを川に流したはいいけど次の日に川に行ってみると引っかかってそのまま残っていたようです。
確かによくよく考えてみると途中で木や岩に引っかかって笹が流れないことって多そうですよね。
七夕のイベントの1つとして笹や短冊を川に流すということを実施していることもあります。
きちんとした七夕イベントを実施している場所であれば笹を川に流しても問題ありません。
イベント終了後に運営さんが笹を回収して処分してくれます。
七夕の笹飾りはゴミに捨ててもいい?
七夕の笹飾りを燃やすこともできないし川に流すこともできないとなると処分に困りますよね。
笹飾りは普通のゴミとして捨ててしまってもいいのでしょうか。
なんだかダメなような気もしますし気が引ける部分もありますよね。
七夕の笹飾りはゴミとして捨てても問題ありません。
どんな笹飾りかによって変わってきますが笹と短冊であれば燃えるゴミで大丈夫です。
なにか特別な飾りも処分したいという場合は各自治体のゴミ出しのルールに従ってください。
短冊を捨てるときはそのまま捨てるのも気が引ける場合もありますよね。
そんなときは白い紙で短冊を包んでから捨てるようにしましょう。
神主さんが教えてくれた方法なので間違いないでしょう。
願い事が書かれた短冊は捨てたくないという場合もあると思います。
子供の思い出にもなりますしね。
そういった場合は短冊は残しておいて写真のアルバムなどに挟んでおくのがいいのかなと思います。
大人になってからこのときの短冊を見たら思い出して楽しめるかもしれません。
笹を捨てるときはハサミなどで切って細かくしてからゴミに捨てましょう。
笹の大きさにもよりますがゴミ袋より大きい場合もありますもんね。
また、ゴミ袋を突き破らないためにも小さめに切ってから捨てたほうがいいのかなと思います。
七夕の笹飾りを神社で燃やしたり川に流すイベントに参加するのは現実問題として難しい場合も多いです。
そういったときは一般ごみとして笹飾りは捨てましょう。
ゴミとして捨てることはなんの問題もありません。
まとめ
七夕の笹を燃やす意味についてでした。
七夕の笹を燃やしたときにでる煙が天まで届いて神様が願い事を叶えてくれます。
燃やす意味を知るとなんだか燃やすのもいいですよね。
七夕の笹飾りを川に流すこともあります。
しかし勝手に川に流してしまうのはやめましょう。
七夕イベントなどで川に流すプログラムがある場合に参加してみてはいかがでしょうか。
七夕の笹飾りをゴミとして捨てるのは問題ありません。
現実問題として一般ごみとして笹飾りを捨てる人が多いようです。
ゴミを捨てるときは地域のゴミ出しのルールを守って捨ててくださいね。
七夕って子供たちにとっては楽しい行事ですよね。
願い事が叶うかもしれませんし。
私は子供の頃にどんな願い事を短冊に書いていたのか忘れてしまいました。
幼い頃の願い事は叶っているのでしょうか。